戸建を突然相続することに!想定内と想定外の固定された維持費

戸建を突然相続することに!想定内と想定外の固定された維持費

戸建の家を相続で貰い受けるケースがあります、今回の記事はマンション暮らしだった方の実体験です。戸建ての家を唐突に所有することになり、想定外のことが次々と、、、戸建相続の大変さがわかります。

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病気を患っていた母が亡くなり家を突然相続することに

長い間、病気を患っていた母親が亡くなりました。母は病院に長期間入院していたので、亡くなったときの心準備、実際の段取り、法要の手配等もしてありました。なので亡くなった事に対しては特に慌てることはありませんでした。

淡々と法要を済ませ、一息というところで遺産相続が機械的に進められ、私が母親の住んでいた戸建ての家を相続することになりました。父はだいぶ前に亡くなっていたので母が一人で住んでいた戸建の家になります、私も小さい頃はその家で暮らしていました。なので現在はマンションに住んでいますが戸建に住むこと自体には何の抵抗も違和感もありません。

マンション族によくある戸建て嫌い

子供の頃からマンション生活で、成人してから戸建て住まいに変わると、その微妙な変化に対応できない人がある割合でいます。私の場合も大都会の快適なマンョン暮らしから、少し郊外の戸建て住宅への生活様式の変化に対応できるか実は心配でした。

子供の時に住んでいたとはいえ、隙間風が入ってきたり、空調が効きにくかったりするのは無理かなと心配していました。マンションの戸建では環境がまるで違いますから。

最初はどちらか一方での生活も考えましたが試行錯誤し、一週間のうち3日を少し郊外の相続した戸建で暮らし、残りを住み慣れたマンションで生活してみたところ、無理のないサイクルで生活できることがわかり現在は戸建とマンションどちらも利用して生活しています。

戸建ての想定内と想定外の維持費

一戸建てに掛かる固定された維持費には、おおきく二つのことが考えられます。

・国に払う税金
・自然災害への保険

まずは、国等に支払うことになる税金があげられます。

固定資産税
固定資産税は、土地及び家屋にかかる税金で、それぞれの評価額に基づいて算定されます。評価額の基となるのは土地の形状や接する道路の状況によって定められる「路線価」といわれる価格で規定されています。

都市計画税
そして、市街化区域に属している地域では、固定資産税と合わせて都市計画税が掛かります。都市計画事業や土地区画整備事業に充てられる税金で、固定資産税と同じく評価額を基に算定されます。郊外の市街化区域に属さない地域であれば都市計画税は掛かりません。

私の所有することになった戸建て住宅の税金は20万円弱です。

これらの税金以外に、自然災害が発生することを想定しておく必要があります。台風、地震等が発生した場合にも多大なる被害を受けることを考えておかねばなりません。

特にこの数年等の全国、災害の発生状況を見れば、「ここだけは、絶対に大丈夫」という場所は無いと言ってもよいでしょう。だからこそ、火災保険、地震保険が必要になります。いろいろな保険会社を調べて、今の私の戸建て住宅に適している保険に入りました。それが10万円必要になりました。

2019年の台風で大きな被害を受けてしまった

2019の秋に来た台風が大きく各地に被害を出しました。

私の家も防風のもとにさらされて、屋根に大きな被害を受けることになりました。屋根瓦が半分近く飛んでしまい、家の中には雨水が入りこむ状況になってしまい急いで修理業者を探しました。被害を受けた方が多かったせいもあり、なかなか修理業者と連絡が取れませんでしたが、幸いにも比較的早く修理を完了することができました。このときかかった費用が200万円です。

最終的に保険等である程度カバ-はできましたが、税金と修理費用を合わせると年間で150万円ほど維持費にかかりました。毎年150万かかるわけではありませんが突発的にかかる維持費をある程度想定して用意しておかないと大変な事になります、最悪屋根の修理をしないまま放置しなくてはならないなんて事もあり得たかもしれません。

まとめ

実際に体験したことから戸建て住宅の維持に関しては、年数が経っている家だと、ある程度まとまったお金を用意しておく必要もありますし、突発的な事故には時間が必要になるケースもあることがわかりました。戸建の相続が分かってる人は安易に戸建に住めることを良しと思わず、住んでからのことも良く考えておく必要があると思います。

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