一般的に戸建ての電気代は、マンションやアパートに比べて高いと言われています。戸建ての冬の電気代が高くなる理由と節電に最適な具体的な方法をご紹介します。
戸建ての電気代が高い理由は?冬の節電方法
戸建ての電気代が高い一番の理由は、その広さと部屋数の多さです。
アパートやマンションと比べると部屋数や面積が多い印象の戸建てですが一つ一つの部屋に窓が沢山ある事も電気代に影響します。
窓が沢山あることで外気温が影響します。それから気密性の問題です。気密性とは、外からのすき間風がどれだけ中に入ってくるかという事なのです。
これが断然戸建ての方が低くなるので夏は暑く冬は暑くなり結果的に冷暖房費がかさんで電気代があがるのです。
冬は、直接地面からの冷気も上がってくるので底冷えして家全体が冷え込んでしまいます。
戸建てとマンションの冬の電気代の差は?
あるデータによると電気代の3割が冷暖房費が占めているのですがマンションは
、気密性と断熱性に優れているので冷暖房費が安くなるのです。
そのため、同じ面積の戸建てとマンションでも1ヶ月の電気代の差は、1000円から2000円マンションの方が安いというデータが出ています。
しかし、戸建てでも工夫次第では電気代を削減する事は充分可能です。
戸建ての電気代は電力会社の見直しで節電できる!
戸建ての電気代を見直しする時にいちばん最初にやってもらいたいのが電力会社の見直しです。
家族構成や生活リズムによりその家でのお得な電力会社も変わってくるのでご自分に合った会社を選ぶためにも各会社のホームページで電気代プランシミュレーションもあるのでやってみてはいかがでしょうか。
例えば昼間は、働きに出ているので誰も居ない場合は、夜間に洗濯や食洗機を回しておける夜間の電気代が安くなるプランを選べば相当電気代が変わってきます。
反対に昼間はずっと在宅している場合は夜間の電気代が高く昼間は安いプランを選ぶと良いでしょう。
電力会社と同時に契約しているアンペアの見直しもすると基本料金が下がるのでそれだけでも節電効果が上がります。
戸建ての冬の電気代は家電と使い方を変える事で大幅に安くなる!
最近の家電は、節電機能に優れたものも多く特に電気代の多くを占めるエアコンについては、15年位経ったものと今の最新の省エネ型の物を比較すると月に数千円の電気代の違いが出る事もあるのでかなりの節約効果が見込めます。
更に、冷蔵庫やテレビそして冷蔵庫などもどんどん省エネ型の商品が出ています。高い買い物ですがちょうど古くなっていた場合は、買い替えした方が結果的にお得という事もあります。
また、家電の使い方も重要です。例えば、エアコンに関してはフィルターにホコリが溜まった状態だと稼働力が下がり同じ室温にするのに相当の電力を消費しますので定期的に綺麗に掃除する事が節電に繋がります。
また、冷蔵庫も季節に応じて温度設定を変える事、トイレの温熱便座も意外に電気代を消費しているので必要のない時は切る習慣を付けましょう。
戸建ては、マンションに比べて広い事が多いのと階段や吹き抜けなど空気が上昇する場所が多いのでなるべくその場所にカーテンや仕切りを付けるなど工夫する事で室温の変化を防ぐことが出来てこちらも節約効果がみこめます。
まとめ
戸建ての冬の電気代が高い理由とその対策方法についてまとめました。
毎月かかる電気代は、節電をすることで大きな節約効果に繋がります。特に電力会社の見直しや契約アンペアの変更は、多少手間がかかり面倒ではありますが一旦行ってしまえばその後は何もしなくても節電が見込めて電気代が下がるのでやる価値があります。
最新家電への買い替えも家電は10年単位で調子が悪くなることが多いので丁度買い替える事で月々の電気代が大幅に下がるので長い目で見ると元が取れます。
戸建ての場合どうしても電気代が高くなってしまいますが細かい工夫をすることで節約効果が見込める事も多いので諦めずに見直しをしてみましょう。
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