戸建に住んで分かった周りの環境の大事さ 問題の原因と解決策

戸建に住んで分かった周りの環境の大事さ 問題の原因と解決策

戸建の購入を選ぶ上でどのような事に気をつければ良いか。間取り、外観など、建物そのものに意識がいきがちにかると思いますが、一番重要なのは、その土地の環境なのではないかと思います。

それは、駅から徒歩何分、学校、スーパー、コンビニは近いかなどは、不動産屋の情報にも書いてあるとおり、皆さんの関心事にはなると思いますが、私が住んでみて最も重要だと感じたのは、周りの家の環境です。もちろん住む前に、周りの住人の性格や生活感など知る事は不可能です。でも、高い買い物をした後に後悔するようではいけません。戸建の購入を考えている方は、私のような失敗をしないためにも、是非この記事に目を通して頂ければと思います。

目次

重要視したのは利便性と価格

戸建と言えばマンションとは違い、建物、土地を独占出来ますし、それらを自由にカスタマイズ出来る利点があり、戸建を選択する人も多いと思います。私もその一人です。嫁もその気持ちが強かったらしく、我々がマイホームを購入するにあたり、戸建以外の選択肢はありませんでした。

その時に重要視したのは、利便性と価格です。共働きというのもあり、大きさは度外視しても、価格と駅までの近さがある程度揃えば、購入しようという意思でした。そして、現在住んでいる戸建に出会い現在も住んでいます。

当時、会社の寮や団地を解体して、そこに新興住宅地を作るというのが流行っていたのか、そういった物件も多く出ていました。

しかし、やはりそういった物件は値段が高く、我々は昔からある住宅地に、元々老人が住んでいて、おそらくお亡くなりになり、その土地と家を手放したであろう所に建てた新築を選びました。

周りは、昔から住んでいる方が多く、子持ちの方などはほとんどいませんでしたが、何度か足を運んだ時、雰囲気もそこまで悪く無かったため、そこに決めました。その時は、周りの環境をあまり確認していませんでした。

購入してから隣が空き家だった事に気づく

購入を決め、契約した後から、まず隣の家が空き家であることを知りました。我々の家に、隠れるように道から少し奥まった所に建っており、空き家ということがそこまで問題になるとは思えず大して気にしていませんでした。しかしながら、それはかなり重要でありました。住む前に、周りに空き家が無いかは確認しておいた方が良い事項となります。

この空き家が我々の悩みの種となり、現在もずっと続いています。家を購入する際は、必ず空き家が周りにないか、確認するべきでした。そこが我々の失敗になります。そういった知識が無いまま購入した事が、原因だと思います。ではこの空き家が、なぜそこまで問題なのか、記していきたいと思います。

隣が空き家だった為に起こる問題

人が住んでいないため、草はボーボー、屋根も剥がれ落ちて非常に危ないです。虫なども多くいるのか、こちらに流れてきます。アリなどはこっちにもたくさん発生します。

また、ハチが巣を作りやすい環境なので、毎年のように巣を作ります。自分の家ならば処理が出来るのですが、隣の家に入る訳にもいかず、駆除出来ぬまま、泣き寝入りするという事が毎年のように訪れます。

救いは空き家の持ち主と連絡が取れたこと

唯一救いだったのが、持ち主の息子さんなのか、若い方が、良く車の部品など物置代わりにその空き家を使っていて、たまに家に来るという事でした。

私は、その方から電話番号を聞き出し、家に何かあったら連絡するという手段を取りました。非常に良い方で、台風の時など、屋根が剥がれ落ちて非常危ない状態だったので連絡すると、持ち主の方に連絡して頂き、対応して頂けたという事が何度も続きました。

そのたびに、謝罪には来てくれるのですが、家を手放したり、建て替えたりする気はないらしく、今もブルーシートなどで応急処置してある状態で、時が経っております。

隣が空き家だった時の解決策

解決策としては、危ない状態だったら連絡する、あまりに酷い場合は、自治体に連絡した事もありましたが、状態は好転することはありませんでした。しかしながら、連絡することにより、何らかのアクションを起こしてくれる事は事実でしたので、少しはマシになりました。やはり関係者の連絡先を知っておく、これは非常に重要な事だと思いました。

最近ですが、自治体側も空き家問題を重要視しているらしく、しっかりとした空き家問題の課が出来ました。そこにも相談させて頂きました。屋根の状態など、本当に危険な状態と判断すれば、持ち主に強制的に処置するように働きかけてくれるという事で、もっと状態が悪くなれば、再度相談しようかと思っています。

また、周りの家も同じように不満に思っていました。その方達にと相談し、話をしました。同じように空き家で悩んでいたので、何とかならないかと皆さんを巻き込みました。一人や一家族で悩むより、周りの方を巻き込んだ方が良いように思います。

隣が空き家だった場合に想定されるトラブル

  • 虫や蜂が多く発生するため、危険であり不快
  • 屋根などが剥がれ落ちて家に当たったりする
  • 隣合っている塀などを新しくしようと思っても簡単に出来ない
  • 防犯や火事などの面で非常に危ない
  • 物置など比較的大きな物を建てようと思った時、相談出来な
  • 戸建を購入する前に確認する事

    戸建購入の際は、是非以下の事を確認してみてください。

    ・隣、または近くの家は空き家ではないか。

    ・空き家の場合メンテナンスはされているか

    ・空き家の持ち主と連絡が取れるか

    空き家に関わらず、周りの環境は非常に大事だと思います。夜中に大きな声がする、猫の被害がすごい、家の前で子供と遊んでいたら抗議文がポストに投函された、などこれらは全て私の住んでいる所で起こったことです。

    住む前からこれらを調査するのは難しいですが、契約する前に何度かその場所に足を運んでみたり、夜中や朝方などに来てみるのと一つの策かと思います。

    気になる場合は、興信所などに頼むのも良いかもしれません。人生で一番高い買い物が、周りの環境で失敗しないように、しっかりと下調べする事をお勧め致します。

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