戸建に使用されている配管は主にどのような素材を使用しているかを解説します。どのようなものを配管の中に流すかにより素材が異なり、耐久性はどのくらいあるのかを解説していきます。その上で何故、その配管でなければならないかについても解説します。

戸建で水を流すだけであれば配管は塩ビパイプでも排水は可能

建物内で水道を使用し水を流して何かを洗う程度であれば配管は塩ビパイプでも十分排水施設としては機能します。塩ビパイプの利点はコストパフォーマンスが安く、只の水道水と暖められた水道水専用の塩ビパイプがあり、90度程度の熱まで耐えることが出来る配管です。その為コストを掛けずに配管を組み合わせることで排水システムを構築できます。ですが、デメリットとしては有機溶剤に弱いものもあり、曲がりくねった配管を作り上げることには不向きで、なおかつ接着と言う手法で配管をくみ上げるため、接着剤が劣化すると配管が外れたり水漏れを起こすという欠点があります。その為コストは安いのですが長期的に使用を考える場合、すぐさまメンテナンスを行えるような場所に設置するのが望ましいです。

戸建においてステンレス配管は高値だが利点がものすごく多い

配管の中にはステンレスと言う配管があります。何故鉄の配管があるのにステンレスなのかという疑問があるでしょうが、実はステンレスには鉄には無い特性があります。まず、ステンレスの配管は用途に応じてステンレスが持つ特性の他に強化された特性を持つものがあり、例えばステンレスは鉄と異なり錆びにくいという特性がありますが、ステンレスの中に新たに素材を含ませることでさらにさびにくい特性の他に化学薬品にも強くすることが出来ます。その為戸建においては、台所など水を流しつつ洗剤などの薬剤を使用する場所において腐食や侵食することなく排水機能を維持し続けるため台所の他、つまりや水漏れが起きてほしくない場所に使用される配管です。

鉄の配管は戸建では減少傾向にある

鉄の配管、銅管と言う配管ですが近年では減少傾向にあります。その理由ですが耐用年数が短く現在においてはより強い素材が登場したため主流から外されてしまいました。鉄管の利点はステンレス配管よりも安く、強いという特性がありますが、問題としては化学薬品に弱く、パイプを掃除する薬剤に弱いため穴が開いてしまうこともあり近年においては減少傾向です。

鉄管の中に塩ビパイプを装着させる手法の登場とともに戸建の配管は変化した

鉄の配管の中に塩ビハイプを這わせるという手法で鉄の配管の外部からダメージを受けても穴が開かないという特性と、温度や溶剤にも強くなった塩ビパイプの登場とともに両者をかけ合わせて使用するという手法が生まれ、戸建においては昔の様に鉄だけで構成された配管と言うものは少なくなっています。この場合、両者の利点を組み合わせて一つの配管としているため、鉄管の利点、塩ビの利点を合わせ持つ配管を使用するようになったという意味です。これらの配管の手法の登場と共に戸建に使用される配管の耐久性は劇的に変化したのです。

まとめ

以上が戸建で使用されている配管のお話になりますが、戸建においては元々は鉄が強いということから鉄が使用されていたのですが、塩ビパイプと言うものが登場し、塩ビパイプの研究が進んだが故、性能が劇的に変化し、コストも安いため普及しました。ただ、衝撃や接着について難があり、それらを解消するために生まれたのが鉄管の中に塩ビパイプを接着した配管が登場し塩ビパイプと鉄管の両者を合わせ持つ配管が登場したということになります。なおこれら手法は一部の施工会社が行う手法で現実には組み合わせて使用することが無い場合もあります。