家を借りて住みたいというときに、気になる物件なんだけど、家賃がちょっと高いなと感じるようなことはありえます。
そういうときには不動産会社に家賃交渉をしてみるといいと言えるのですが、この家賃交渉に関しては必ず成功するわけではありません。
むしろ失敗するケースも多々あるので、本気で家賃を下げてほしいと思っているならば、家賃交渉のコツというのは頭に入れておきましょう。
何も知らない状態で、不動産会社に家賃交渉をお願いしてもなかなか上手くいきませんから。
不動産会社に家賃交渉をするならば時期が大切
家賃交渉をするならば、時期を選んだうえで交渉をするということが重要です。
特にこれから入居したいと思っているようなときであれば、家賃交渉が成功しやすいと言える時期がありますから、そこをまずは知っておいてほしいのです。
不動産業界というのは、いろいろな事情を抱えながら仕事をしており、その部分を上手く利用するということが大切と言えます。
そして、実際に利用する部分というのは時期に関してで、家賃交渉をする時期というのが非常に大きいので、ここはまず実践してほしい部分です。
家賃交渉が成功しやすい時期は春以降
不動産会社に対する家賃交渉が成功しやすい時期というのは春以降と言えます。
これは物件に住むことのピークを終えた時期だからというのが理由になります。
多くの人は冬の間に引っ越しをして、春から新生活を始めようと考えるわけです。
つまり、物件に住むということに関しては4月以前にすでに終わっている人が多いと言え、3月の終わりの時期までがピークなのです。
このピークを過ぎてもまだ入居者が現れない物件は、この先当分入居者は現れないだろうと予測できるわけです。
ピークを迎えるまでの間に入居者が見つからなかった物件はこのままではずっと空室なので、それがなんとかなるならば、ということで家賃交渉が成功しやすいということになります。
家賃を下げてでも入居させた方がいいと考える場合も十分にありえるので、春以降であれば、おすすめと言えます。
ただ、できれば春から夏くらいまでの時期にやっておいた方がいいです。
春から夏にかけてが不動産会社に対しての家賃交渉が成功しやすいので、頭に入れておいてください。
家賃交渉で大幅値下げは不可能
家賃交渉をするときには時期を選ぶということは大切ですが、ちゃんと適切な時期を選んだとしても、値下げできる範囲には限度があります。
そういった点をちゃんと把握しておかないと、家賃交渉は失敗する可能性があるのです。
一般的に言えば、家賃交渉では元の家賃の数%程度までが値下げ可能な範囲となっています。
例えば、家賃が10万円の物件ならば5千円くらいが現実的な数字です。
ここで欲張りすぎると、家賃交渉が成功することが難しくなるということもありえますから、現実的な数字で交渉していくようにしましょう。
値下げ金額に関しては、元の家賃によって許容範囲というものが変わりますから、そこは知っておいてほしいです。
元の家賃の数%程度が限度であるということは、家賃交渉の常識となっていますから。
まとめ
自分が気になっている物件に関して、少しでも家賃を下げてほしいと思っているならば、家賃交渉をしてみるといいです。
ただ、そういったことをするときには時期を選ぶことが重要で、春から夏にかけて行うと良いです。
また、家賃交渉をするときには値下げしてもらいたい金額の範囲の相場を知っておきましょう。
基本的には元の家賃の5%前後くらいが上限と言えるので、そこも同時に知っておきましょう。
家賃交渉を成功させたい人は、こういったポイントをしっかりと頭に入れて、そのうえで臨んでいくということが大切になるのです。
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