高齢者の賃貸拒否で戸建てや分譲マンションの需要は高まる

 

今回は少し気になったニュースがあったので記事にしたいと思います

宮城県の統計では高齢化率(総人口に占める高齢者人口の割合)は26.3%となっており、4人に一人が65歳以上の高齢者となっています。

そこで問題になるのが高齢者へのアパートなどの賃貸物件の拒否問題です、孤独死や家賃滞納を懸念して高齢者への賃貸物件を貸したがらない大家が多いのが現状です。

目次

高齢者が借りれる賃貸物件はどれくらい?

賃貸サイトなどで高齢者入居歓迎の物件を検索してみた

仙台市エリアで検索

52,323件中 たったの53件

高齢者可にすると130件まで増やすことができた。

 

なぜ高齢者が借りれなくなるのか

  • まず緊急連絡が可能な人がいないと借りれない、身寄りの方が近くにいない場合はどんなにお金を持っていても借りれない。
  • お金が無い人の場合、家賃の滞納問題が発生する、年金額も年々少なくなっておりこれからの時代年金だけでは生活が成り立たなくなる人は多いだろう。
  • 孤独死による賃貸物件への影響、孤独死事態は次の借主への告知義務は無いのですが、死亡した事が周りに知れ渡っていると入居してからのトラブルになりかねない。

このような心配が大家にはあるのでなるべく高齢者には借りてほしくないのが現状。

住まいサポートなどの契約をすれば借りれる場合もある。

住まいサポートとは借りる人の週に数回の安否確認や死後の家財処分費用の前払い、監視用ビデオ設置などのサービスまである。このようなサポートを受けるのが前提で賃貸物件を貸す大家さんも増えては来ているが現状はまだまだ少ない。

 

戸建てと分譲マンションの需要が高まる

このように高齢者になると賃貸物件を借りることが困難になる、将来住む場所の支払いが必要ないように今から住む場所を買っておこうという人が増えてきているそうです。

なかでも分譲マンションの方が人気です、理由は戸建ては老後2人で暮らすには広すぎるしメンテナンスも大変だから。元気なうちは戸建てに住んで老後は戸建てを売って中古マンションに住むなんて人も多いですね。

子供が一緒に住んでくれるなら戸建てでも良いですが現実は甘くない、国の調べでは3世帯同居している家庭は全国で1割だそうです。うちも一人娘なので将来は戸建てに住むかマンションに引っ越すか、老人ホームなんて事になる可能性も高いですね。

 

 

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