戸建のルームシェアのメリットとデメリット!注意点は?

戸建のルームシェアのメリットとデメリット!注意点は?

戸建をお得に借りる方法にルームシェアがあります。「テラスハウス」などの影響もあって、近年、都市部で戸建のルームシェアが増えてきました。戸建をルームシェアするメリットとデメリット、都内で戸建をルームシェアする場合の相場などをご紹介します。

目次

【戸建のルームシェアのメリット】

ルームシェアの最大のメリットは、見知らぬ人と共同生活を営む楽しさです。初めて一人暮らしをする時、気負いが抜けてくると食事時や帰宅時に物寂しさを覚えるものですが、ルームシェアをすると、誰かが家にいます。しかも、家族ではないので、変な押し付けがましさに疲れる事がありません。

それまで違う人生を歩んできた人と、「同じ家に住む」という一点でつながるのがルームシェアです。毎日の生活の中で、発見や学びがあります。ルームシェアをすることで、「協調性がある人だ」という評価を得ることができます。

若い女性がルームシェアする場合、異性が「家に行きたい」としつこく迫ってきた時、無難に断る理由になるのもメリットです。アパートやマンションに一人暮らししていると、「家に行っていいだろう!」としつこく言われた時、断るのに苦労するものですが、ルームシェアしていると、相手は案外あっさりと諦めてくれます。

【戸建のルームシェアのデメリット】

ルームシェアのデメリットは、共同生活の不自由さです。

戸建のルームシェアといっても、キッチンやシャワールームは一つしかないのが普通です。自分の好きな時間に料理をしたりシャワーを浴びたりするわけにいきません。また、お風呂上がりにバスタオルだけで寛ぐというのも、男性だけでルームシェアした場合ならともかく、それ以外では無理でしょう。

親しい友人が出来て、家に呼ぼうという時、ルームシェアしているとシェア仲間にも気を使います。アパートやマンションに一人暮らししている場合なら問題にならないことで、シェア仲間に気を使うことが出てきます。

たとえば、食器を食堂の棚に置くにも、スペースが限られているので、自分の好きなだけ置くということはできません。

食堂やトイレ、廊下などの共有部分は、当番を決めて掃除しないと、すぐに汚れます。共有部分のゴミ出しについても、ルールを決めておかないと、トラブルの元になります。

戸建のルームシェアでは多くの共有部分があるので、細かくルールを決めておくことが大切です。

仲の良い友人とルームシェアする際も、ルール作りは欠かせません。光熱費や水道代などの費用の分担をどうするかはもちろん、共同生活を営むとなると、細かいことがいろいろと気になってくるものです。気になることがあったら、その都度話し合うようにしましょう。

【都内でルームシェアする場合の一人当たりの費用の相場】

戸建のルームシェア可能な物件には、女性専用や男性専用があります。

ルームシェアできる戸建を探す際、「女性専用」「男性専用」というキーワードで検索するのも一つの方法です。女性専用の物件は閑静な住宅街にあることが少なくありません。

ルームシェア可能な戸建は、3〜5部屋が多く、室内洗濯置き場・システムキッチン・シューズボックス・クローゼットなどは備わっているのが普通です。バストイレが別かどうかは、物件によって違いが大きいところです。

賃料は戸建全体で14万円から22万円が多く、一人当たりの負担は3万5000円から4万5000円が相場です。それに光熱費や水道代、インターネット代などを人数で割った分、負担することになります。

一人暮らしよりも家賃は安くなります。ただし、ルームシェアしていた仲間が退去して、新しい入居者が見つからないと、不足分は自分で負担することになるので注意が必要です。

【まとめ】

戸建のルームシェアは、家賃を安く抑えつつ、広い家に住むことができる方法です。共同生活の楽しさが最大のメリットであり、共同生活の不自由さがデメリットです。ルールを細かく決めてトラブルを回避することが大切です。また、ルームシェアしていた仲間が退去した後で、新しい入居者が見つからないと、負担金が増えるので、その点に注意しましょう。

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